カードを使った現金調達法の歴史から手段まで資金集めの全貌をお見せします

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「カードでお金」とは?

 

カードを現金に換金する

 

「カードでお金」と言えばクレジットカード現金化が有名ですが、昨今は様々な現金調達方法へ広がりを見せています。

 

代表的な存在はAmazonギフト券買取といったクレジットカード現金化を応用したものがあり、従来の消費者金融からの借入ではAIスコアレンディングという人工知能を活用した自動審査サービスが注目されています。

 

サービスが多様化した背景にはスマートフォン・タブレット・PCが普及したネット社会の影響と、クレジットカード現金化など手軽な資金調達方法の人気が高まっているからです。

 

また、クレジットカード現金化が普及した背景には、2006年に作られて2010年より完全施工された改正貸金業法によって消費者金融からの借入審査が厳しくなったことも影響しています。

 

 

 

貸金業法の影響を受けないショッピング枠

 

ネットショッピングのイメージ

 

資金調達方法で流行している「カードでお金」は一般的にショッピング枠を活用した資金調達方法を指します。

 

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があります。

 

キャッシング機能は正規の方法でカード会社から借金をするもので貸金業法の影響を受けます。ショッピング枠は買い物やサービスを利用する際の後払い式決済代行サービスです。

 

 

 

カード決済をした場合、3~5%の手数料を差し引いた金額をカード会社からお店や業者に支払われます。

 

カード会社は利用者に対して使った分の代金を請求するのですが、リボ払いや分割払いを利用できるのでローンに近い特性を持っています。

 

しかし、あくまでも貸付ではなく決済代行という定義になるので貸金業法の影響を受けず、簡単に高額な限度額設定をできるメリットがあります。この盲点を活かしてショッピング枠を現金に変える方法が、「カードでお金」の概要です。

 

 

 

貸金業界の大きな影響を与えた総量規制

 

指をバッテンにするビジネスマン

総量規制は年収の3分の1を超える借入を禁止するルールです。

 

対象になるのは消費者金融からの借入やクレジットカードのキャッシング機能などフリーキャッシングです。

 

年収制限のほかに、新規で50万円以上もしくは他社からの借入残高と新規借入希望額の合計が100万円を超える場合は収入証明の提出を義務付けています

 

なお、フリーキャッシングの中でも銀行系カードローンは総量規制の対象外になり、2010年以降にシェアを伸ばしています。

 

ちなみに銀行系カードローンも総量規制の対象もしくは銀行向けの規制強化をする議論が行われていて、2018年に入ってからは自主規制を行う銀行が増えています。

 

 

銀行口座のお金

 

また、総量規制は実際に借りた額ではなく、クレジットカードのキャッシング機能や消費者金融のカードローンなど、審査や手続き不要でATMから自由に借入できる商品は、借入残高を問わず限度額を総量規制に算入しないといけません。

 

 

たとえば年収100万円の学生やパートタイムの主婦が30万円のキャッシング枠があるクレジットカードを持っていたら、それだけでほぼ総量規制の上限に達して、新規借入審査にはほぼ通らなくなってしまいます。

 

総量規制の影響によって、それまで消費者金融の利用を繰り返していた人が相次いで新規借入をできなくなってしまいました。こうした背景もあり、総量規制の影響を受けないクレジットカードのショッピング枠に目を付けた資金調達方法が普及していきます。

 

 

 

カードを現金に変える方法

 

現金を手に持つスーツの男性

カードをお金に変える方法を普及させたのはクレジットカード現金化の専門業者です。

 

本来は目的のある決済にしか使えないショッピング枠を、購入した商品に対して買取かキャッシュバックで現金に変える方法を採用しています。

 

クレジットカード現金化は昔から店頭取引をする業者があったのですが、カード決済による通販を利用して全国から来店不要で利用できる業者が登場して一気に普及しました。

 

定番商品はPCソフトが入ったCD-ROMの販売です。原価はタダ同然に近いものを高額で販売して提示した換金率に応じて銀行振込で現金を支払う仕組みです。

 

貸金業の届出をする必要がなく悪質業者も多数参入しているグレーな業界ですが、ネットで優良業者の情報が広まったことで現在も利用者を伸ばしています。

 

クレジットカードを現金化する流れやリスクなどについて詳しく説明した記事はこちらです。

▶クレジットカード現金化とは

 

 

 

主流に変わりつつあるAmazonギフト券買取

ギフトカードのイメージ画像

 

カードをお金に変える方法では、商品券や金券など現金に近い特性のものと相性が良いです。しかし、主要な商品券はカード決済で購入できないケースが多い問題がありました。

 

昨今、著しくシェアを伸ばしているのがAmazonギフト券買取です。

 

大手ECサイトのAmazonではギフト券をカード決済で購入できて、買取・販売を行うショップで定価より安く買う需要が高いです。

 

また、Amazonギフト券はE-mailタイプもあり、ギフトコードを使って簡単に譲渡できます。

 

 

従来は現金化業者の用意した商品を買う方法が主流だったなかで、Amazonギフト券を公式サイトよりカード決済で購入してネットの買取業者に買取することで効率良く現金化できます。

 

現金に近いギフト券のカード購入はカード会社に目を付けられる可能性が高いですが、今の所カード会社とトラブルに発展した事例はありません。将来的にはカード会社が対策を取る懸念もありますが、今の所オススメ度の高い資金調達方法です。

 

Amazonギフト券買取の具体的な方法や注意点、今後の動きなど詳しい情報はこちらの記事で解説しています。

▶_Amazonギフト券の方が換金率はお得?

 

 

 

カードでお金を世間に広めたメルカリ

 

スマホで買い物をする人

現在はメルカリをはじめ、ヤフオクなどの個人売買、オークション、フリマアプリで現金の出品は禁止されています。

 

今から利用することはできませんが、各社の自主規制が行われる前の2017年4月頃からメルカリで現金の出品が相次ぎました。

 

出品した現金よりも出品価格の方が高い問題点をSNSで指摘されると、瞬く間に話題になりテレビや新聞の大手メディアでもこぞって取り上げました。

 

その後はメルカリが現金の出品を禁止にしたのですがメディアが取り上げたことで「カードを使ってお金を手にする方法がある」ということを世間に広く知らせたことになります。

 

実際にメディアで取り上げられてからメルカリが禁止するまでの期間は現金の出品が非常に増えました。

 

 

メルカリはカード決済できる利便性のある一方で出品者に落札価格の10%を手数料で支払うルールがあります。

 

手数料があるので出品された現金は115~120%前後の価格設定でしたが、ニュースを見て真似して出品する人と資金調達で活用する人が続出します。

 

メルカリを使ったカード現金を手に入れる仕組みや専門業者との比較など詳しい情報はこちらの記事で紹介しています。

▶メルカリを使った”カードでお金”について